LPガスの保管/貯蔵

LPガスは-42℃まで温度を下げると液体になり、一度に大量の運搬ができることは先の記事で解説しました。
ここではLPガスの保管・貯蔵の方法について解説します。

一般家庭用としてよく見られるのが、「ボンベ」です。
金属製の容器にLPガスを充てんし、トラックに載せて運び、各家庭に設置します。
通常、使われるのは1本ですが、「軒下在庫」として予備の1本を置いておくことが多いです。
予備の1本も接続はされており、1本の中身がなくなった際に自動で切り替わり、空になった1本を販売店が交換します。
発電機導入の際、燃料の必要量が少なくて済む場合(300kgを下回る場合など)はボンベを用いた貯蔵庫を使います。

また、大量のLPガスを貯蔵する施設が「バルク」になります。
LPガスにおける「バルク」とは、「巨大」「大きい」といった「バルク」の意味から、ガス容器の数倍~数十倍の大きさのタンクのことを「バルク」と呼びます。
バルクへのLPガスの配送は「バルクローリー」というタンクローリー車によって行われ、現地で充てんされます。
この配送も監視システムで管理され、計画的に配送できるため輸送コストの低減と配送の合理化が実現します。
バルクのうち、移動できるものを「容器」といい、固定されたものは「貯槽」と呼ばれます。
バルクの容量には300kg~3トンまで、縦型や横型など多くの種類があり、必要な燃料の量や設置場所によって選択するようになっています。

LPガスのバルク配送について

家庭の軒先や庭・地下等にバルク貯槽を設置し、バルクローリーで配送するという「LPガスのバルク供給」ですが、欧米では一般的に行われていますが日本では危険だということで許可されていませんでした。
しかし、1997年に規制緩和が行われ、安全装置の取付や基準に沿った貯槽の設置等、複数の条件を満たすことを前提に、LPガスのバルク供給が認められることになりました。
この規制緩和によってできたLPガスのバルク供給を、これまでの工場等を対象とした大規模なバルク供給と区別して「新バルク供給」と呼んでいます。
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出典:(一財)エルピーガス振興センター

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