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2019年03月30日

発電機

発電機の燃料

エンジンで動く発電機には、燃料が必要になります。
ガソリンエンジンの場合はガソリンが、
ガスエンジンの場合は都市ガスもしくはLPガス、
ディーゼルエンジンの場合は軽油もしくはA重油です。

ガソリンは非常に揮発性が高いため、長期間の保管には不向きです。揮発性の高さから引火しやすく火災の原因になりやすいです。
軽油や重油はガソリンに比べ着火性がよく、ディーゼルエンジンに向いています。
軽油や重油は保存性がLPガスに比べ良くありません。数か月で劣化してしまいます。
ガスはもともと気体なので空気と混合しやすく、また圧縮熱で着火するためディーゼルエンジンとほぼ同じ機構のエンジンで使われます。
LPガスは保存性に優れ、劣化が極めて少ないので長期間の保存に向いています。

燃料の種類

石油・ガスから作られる燃料には次のようなものがあります。
・ガソリン　・・・主にポータブル発電機、小型～中型の自動車に使われます。
・灯油　　　・・・主に石油ストーブ、石油ファンヒーターに使われます。
・軽油　　　・・・主にディーゼルエンジンに使われます。
・A重油　　・・・主に中型・小型のボイラーや、ディーゼルエンジン発電機などに使われます。
・B重油　　・・・主に中型・小型のボイラーや窯業の窯に使われます。現在はA重油とC重油で代替されてしまい、ほとんど生産されなくなっています。
・C重油　　・・・船舶等の大型エンジンや大規模なボイラーに使われます。
・都市ガス　　　・・・家庭用ガスコンロ・ガスファンヒーター・ガス発電機等に使われます。
・プロパンガス　・・・家庭用ガスコンロ・ガスファンヒーター・ガス発電機等に使われます。
・ブタンガス　　・・・カセットコンロやガスライター、エアゾールの噴射剤などに使われます。